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薬剤師と学ぶ西洋占星術の基本|心を整え自分を知るやさしい手引き

日本の薬局のカウンター越しに、女性薬剤師が患者と穏やかに会話をしている様子。

こんにちは、ルナです。

薬局のカウンターに立っていると、お薬の話から始まって、いつの間にか「生き方」や「性格」の話になることがよくあります。

「どうして私はこう考えちゃうんだろう」「あの人とはどうしても合わない気がする」といった悩みは、体調と同じくらい、日々の生活に影響を与えるものですよね。

そんなとき、ふと話題に上がるのが占いのこと。

特に西洋占星術の歴史や仕組みを知ると、ただの予言ではなく、自分の心を客観的に見つめるための「鏡」のようなツールだと気づかされます。

ホロスコープという図には、私たちが生まれ持った性格の種のようなものが描かれているんです。

今回は、東洋の占いとの違いや勉強の方法、そして相性の見方まで、西洋の占星術に関する基礎を、少しだけ専門的な視点も交えつつ、やさしく紐解いていきたいと思います。

  • 西洋占星術と他の占いとの違いや、その歴史的な背景について
  • ホロスコープを構成する「天体・サイン・ハウス・アスペクト」の基本
  • 自分の性格や大切な人との相性を読み解くための第一歩
  • 占いを「決めつけ」ではなく「自己理解のツール」として使う視点

まずは「自分の星」を知ってみたい方へ

西洋占星術の世界はとても奥が深いので、自分で一から学ぶ前に「まずは私のホロスコープをプロに詳しく読んでほしい」「今のモヤモヤを整理したい」という方も多いと思います。
自分の客観的な取扱説明書をもらうような感覚で、ココナラ占いのようなサービスを利用して、専門家に鑑定してもらうのも自分を知る良いきっかけになりますよ。匿名で相談できるので、初めての方でも安心です。

西洋占星術の基礎知識と歴史的な背景

「星座占い」と聞くと、朝のテレビ番組で流れるラッキーカラーやランキングを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。

でも、本格的な西洋占星術の世界は、それよりもずっと奥深く、まるで精密な時計の内部を覗くような面白さがあります。

まずは、この知恵がどこから来て、どんなふうに私たちの心と向き合ってきたのか、その成り立ちからゆっくり見ていきましょう。

歴史的な起源と占いの基本構造

古代バビロニアのジッグラトで、神官たちが夜空を観測し、粘土板に記録をつけている歴史的な再現シーン。

西洋占星術の物語を紐解くことは、そのまま人類が「空」とどう向き合ってきたかという精神の歴史を辿ることでもあります。

その起源は、今から4000年以上も前、紀元前2000年頃の古代バビロニア(現在のイラク周辺)にまで遡ります。

当時の人々にとって、星空は単なる夜の風景ではなく、神々が住まう聖なる領域であり、そこから送られるメッセージを読み解くことは、国の存亡に関わる重大な任務でした。

初期の占星術は、現在のように個人の性格や運勢を占うものではありませんでした。

「天変占星術(オメン・アストロロジー)」と呼ばれ、日食や月食、彗星の出現といった天体の異変から、王家の安泰や農作物の収穫、戦争の勝敗といった国家レベルの出来事を予測するためのものだったのです。

神官たちはジッグラトと呼ばれる高い塔から夜空を見上げ、膨大な観測データを粘土板に刻み続けました。

これが、西洋占星術が持つ「データに基づいた統計学的な側面」の原点と言えるでしょう。

その後、アレクサンダー大王の遠征によってバビロニアの知識がギリシャ世界へと伝わると、そこで劇的な変化が起こります。

ギリシャの幾何学や哲学と融合することで、天球を12のエリアに分ける「ハウス」の概念などが生まれ、ついに「特定の個人が生まれた瞬間の星の配置図(ホロスコープ)」を描いて運命を読み解く技術が確立されたのです。

この体系の根底に流れているのは、「上の如く、下も然り(As above, so below)」というヘルメス思想の哲学です。

これは、「大宇宙(マクロコスモス=星の動き)と小宇宙(ミクロコスモス=地上の出来事や人間の心)は、互いに密接に照応し合っている」という考え方です。

現代の科学的な視点で見れば、惑星の引力が直接的に個人の性格を変えるとは証明されていません。

しかし、心理学者のC.G.ユングが提唱した「共時性(シンクロニシティ)」のように、物理的な因果関係はなくても、意味のある偶然の一致として、星の動きと心の動きがリンクしていると捉えることはできます。

薬局で患者さんのお話を聞いていると、天気が崩れる前に古傷が痛んだり、季節の変わり目に心が揺らいだりする方がたくさんいらっしゃいます。

私たちは自分が思っている以上に、自然界のリズムと共鳴して生きている存在です。

西洋占星術は、そんな「宇宙のリズム」と「私のリズム」を重ね合わせ、客観的に自分を見つめるための、人類最古の心理分析ツールだと言えるかもしれません。

東洋占星術との違いや特徴を比較

よくカウンター越しに「先生、四柱推命と西洋占星術って、どっちがよく当たるんですか?」と聞かれることがあります。

そんなとき、私はいつも「どちらも素晴らしいツールですが、得意な診察科目が違うんですよ」とお答えしています。

医療に例えるなら、西洋占星術は「精神科や心療内科」、東洋占星術は「外科や社会医学」のようなイメージに近いかもしれません。

西洋占星術の最大の特徴は、「個(Individual)」の心理や内面的な動機を言語化することに長けている点です。

「なぜ私はいつもこういう恋愛パターンを繰り返してしまうのか」「私の魂が本当に求めている喜びは何なのか」といった、自分自身の内側にある複雑なメカニズムを解き明かすのが得意です。

論理的で分析的なので、「理由を知りたい」「納得したい」という現代人の知的欲求にとてもよくマッチします。

一方、四柱推命や算命学、紫微斗数といった東洋の占星術は、「家・社会・組織」の中での役割や運気の巡りを重視します。

「この時期に事業を拡大すべきか」「組織の中でどう立ち回れば出世できるか」「家系的な因縁はあるか」といった、現実的で社会的な事象に対して、白黒はっきりとした答え(吉凶)を出す傾向が強いです。

東洋の思想では、個人の幸せは社会や自然との調和の中にあると考えるため、どうしても「運気の流れに乗れているか」という視点が強くなるのですね。

比較項目 西洋占星術(Western Astrology) 東洋占星術(Eastern Astrology)
ベースとなる思想 4大元素(火・地・風・水) 個人の自我と成長を重視 陰陽五行(木・火・土・金・水) 全体の調和と循環を重視
時間の捉え方 惑星の物理的な配置に基づく 直線的・幾何学的 暦(こよみ)のサイクルに基づく 循環的・季節的
得意な相談内容 自己分析、性格の深掘り、才能の発見 心理的な葛藤の理由、恋愛の傾向 時期の吉凶、事業運、相性 組織人事、結婚の日取り、方位
アドバイスの特徴 「あなたの個性はこうだから、こう活かそう」 (受容と活用) 「今は冬の時期だから、動いてはいけない」 (処世術と対策)

西洋占星術の惑星と幾何学的なアプローチ、東洋占星術の陰陽五行と自然循環のアプローチを対比させたコンセプトイメージ。

例えば、「転職したい」という悩みがあったとしましょう。

西洋占星術なら「あなたの水星が刺激されているから、新しい知識を吸収したい欲求が高まっていますね。知的な仕事が向いていますよ」と、内発的な動機に焦点を当てます。

対して東洋占星術なら「今年は天中殺(空亡)だから、新しい契約は避けたほうが無難です」と、時期的な良し悪しをジャッジします。

どちらが正しいというわけではなく、あなたが「自分の気持ちを知りたい」のか、「失敗しないタイミングを知りたい」のかによって、使い分けるのが賢い付き合い方かなと思います。

インド占星術とは異なる星座区分

少し勉強を進めた方が必ずぶつかる壁に、「インド占星術(ヴェーダ占星術)との違い」があります。

実は、西洋占星術で「私は牡羊座」だと思っていても、インド占星術で見ると「魚座」になる、という不思議な現象が起こるのです。

これには「歳差(さいさ)運動」という地球の首振り運動が関係しています。

地球は独楽(コマ)のように回転していますが、その軸は少しずつズレながら回っています。

そのため、春分の日(太陽が真東から昇る日)に見える背景の星座の位置も、約26,000年かけて一周するようにゆっくりとズレていきます。

古代ギリシャの時代には「春分点=牡羊座」で実際の星座の位置とも一致していたのですが、約2000年経った現在では、実際の星空では約24度ほどズレて、「魚座」のあたりに春分点が移動しているのです。

ここで、二つの占星術の道が分かれます。

  • サイデリアル方式(インド占星術など):「実際の星空」を重視します。ズレた分を補正して、現在夜空に見えている星座の位置を基準にします。より宇宙的、恒星的な視点であり、宿命やカルマといった霊的な要素が強いと言われます。
  • トロピカル方式(西洋占星術):「季節のサイクル」を重視します。実際の星座がどこにあろうと、春分点が来た瞬間を「牡羊座0度」と定義し、そこから12等分します。つまり、西洋占星術のサイン(星座)は、星そのものではなく、「地球における季節の区切り」に名前をつけたものなのです。

国立天文台の解説にもある通り、天文学的な星座の位置と、占星術で使う「サイン(宮)」の定義は明確に異なります。

参考:国立天文台 暦計算室 暦Wiki「黄道十二宮」

なぜ私は西洋占星術をおすすめするのか

私が西洋占星術(トロピカル方式)を支持するのは、私たちが「地球という環境」で生きている肉体を持った存在だからです。
私たちの体や心は、日照時間や気温、四季の移ろいに強く影響を受けています。
春になれば活動的になり(牡羊座的)、冬になれば内向的になる(山羊座的)。
そうした「地上の生命のリズム」をベースに作られた西洋占星術こそが、現代社会で生きる私たちの自我や性格を分析するのに、最もフィットする指標だと感じているからです。

ホロスコープを構成する四大要素

ホロスコープの要素を演劇の舞台に例え、役者(天体)、衣装(サイン)、舞台(ハウス)、関係性(アスペクト)として表現したイラスト。

西洋占星術の基本ツールである「ホロスコープ(出生図)」は、あなたがこの世に誕生し、最初の呼吸をした瞬間の「天球のスナップショット」です。

一見すると難解な記号の羅列に見えますが、これはある種の暗号で書かれた「人生の設計図」のようなもの。

この図を読み解く鍵となるのが、以下の4つの主要素です。

これらを「演劇の舞台」に例えると、その役割がとてもクリアに理解できます。

1. 天体(Planets):役者(Who)

ホロスコープという舞台に立つ「登場人物」たちです。

「何が起こるか」「誰が動いているか」というエネルギーの源を表します。

西洋占星術では主に10個の天体を使います。

例えば、太陽は「主役」であり、人生の目的や意志を表します。

は「ヒロイン」や「子供」のような存在で、無意識の感情や安心感を担当します。

火星は「戦士」として情熱や怒りを表現し、土星は「厳格な教師」として試練や責任を与えます。

私たちの中には、これら10人の異なる人格(サブパーソナリティ)が住んでいて、常に脳内で会議をしているようなものです。

2. サイン(Signs):衣装・役柄(How)

いわゆる「12星座」のことです。これは役者(天体)が身につける「衣装」や、演じる「キャラクター設定」に当たります。

「どのような性質で」その天体が働くかを示します。 同じ「火星(情熱)」という役者でも、牡羊座の衣装を着れば「直情的でスピーディーな戦士」になりますが、蠍座の衣装を着れば「粘り強く執念深いスパイ」のような働き方をします。

天体のエネルギーに色付けをするフィルター、と考えるとわかりやすいでしょう。

3. ハウス(Houses):舞台・場面(Where)

そのドラマが「人生のどの分野」で上演されているかを示す「場所」です。

ホロスコープをピザのように12分割して表します。 例えば、第2ハウスは「金銭・所有」の部屋、第7ハウスは「結婚・対人関係」の部屋、第10ハウスは「仕事・社会的地位」の部屋です。

もしあなたの「火星(情熱)」が第10ハウスにあれば、その情熱は仕事やキャリアアップの場面で発揮されやすくなりますし、第4ハウスにあれば、家庭内でのトラブルや活動として現れやすくなります。

4. アスペクト(Aspects):関係性・セリフ(Why)

天体同士が作る「角度」のことです。役者同士が舞台上でどのような関係にあるかを示します。

例えば、天体同士が120度(トライン)という角度なら、お互いに協力し合う「仲良し」の関係で、物事がスムーズに進みます。

逆に90度(スクエア)なら、お互いの意見がぶつかり合う「対立」の関係で、葛藤や障害が生まれます。

しかし、ドラマに葛藤が必要なように、ハードなアスペクトこそが人生にダイナミズムと成長をもたらす原動力にもなるのです。

種類や流派によるアプローチの差

ひとくちに西洋占星術といっても、実は一枚岩ではありません。

長い歴史の中で数多くのアプローチが生まれ、現在も進化を続けています。

大きく分けると、「古典(伝統)占星術」と「現代(心理)占星術」という二つの大きな流れが存在します。

古典占星術(Traditional Astrology)は、17世紀以前の技法を復興させたもので、予言的な色彩が強いのが特徴です。

「この配置は吉、あれは凶」と明確に判定し、具体的な出来事や運命の良し悪しをハッキリと断定します。

失せ物探し(ホラリー占星術)や、日取りの選定(イレクション)など、実用的な「術」としての側面が色濃く残っています。

一方、私たちが普段触れることの多い占いは、主に現代占星術(Modern Astrology)に分類されます。

これは20世紀に入り、神智学や心理学の影響を受けて発展したものです。

特に心理学者C.G.ユングの研究は多大な影響を与え、「占星術は性格類型論であり、自己実現のためのツールである」という捉え方が主流になりました。

現代占星術、特に「心理占星術」のアプローチでは、「吉凶」という単純な二元論を好みません。

例えば、一般的に「凶星」として恐れられる土星であっても、「あなたが乗り越えるべき課題であり、それを達成することで真の実力がつく場所」としてポジティブに解釈します。

ホロスコープを「変えられない運命の記述書」としてではなく、「自分の魂の可能性を最大限に発揮するためのガイドマップ」として読むのです。

私は医療従事者としても、この心理学的なアプローチにとても共感します。

病気が生活習慣を見直すきっかけになるように、ホロスコープ上の「ハードアスペクト(困難な配置)」もまた、私たちがより成熟した人間になるために必要な成長痛のようなもの。

そう捉えることで、占いは不安を煽るものではなく、生きる勇気を湧かせてくれるサプリメントになるのだと思います。

一人で抱え込まず、専門家の視点を借りるのも手です

ホロスコープの相性診断はとても精密ですが、実際の人間関係は教科書通りにはいかないこともありますよね。「彼の本当の気持ちが知りたい」「複雑な事情があって、どう動けばいいかわからない」…そんなときは、一人で悩んでぐるぐると考え込んでしまう前に、誰かに話を聞いてもらうだけでも心が軽くなります。

ココナラ占いには、西洋占星術をはじめ、タロットや霊視など、様々な得意分野を持つ占い師さんが在籍しています。家にいながら電話やチャットで相談できるので、誰にも言えない悩みをそっと打ち明ける場所として活用してみるのも、心を整える一つの方法ですよ。

実践的な西洋占星術の読み方と活用法

理論的な背景が見えてくると、次は「じゃあ、実際に私のホロスコープはどうなっているの?」「どうやって読めばいいの?」という実践への興味が湧いてきますよね。

ここからは、プロの占星術師でなくてもできる、自分自身や大切な人を理解するための具体的な読み方のステップをお話しします。

全てを一度にマスターしようとせず、まずは興味のあるところから「つまみ食い」する感覚で大丈夫ですよ。

初心者が独学で始める勉強の方法

西洋占星術の学習は、よく「底なし沼」と言われます。

覚えるべき記号やルールが膨大で、真面目な人ほど「ハウスの意味を全部暗記しなきゃ…」と最初から完璧を目指して挫折してしまいがちです。

でも、薬の勉強と同じで、最初から全ての成分名を覚える必要はありません。

まずは「よく使うもの」から親しんでいくのが一番の近道です。

独学で楽しむための、おすすめの3ステップをご紹介します。

  1. まずは無料サイトでホロスコープを出す
    今の時代、計算ソフトがなくても、インターネット上の無料サイトで生年月日を入れるだけで、瞬時に精密なホロスコープが作成できます。「さくっとホロスコープ」などの初心者向けサイトを利用し、自分のチャートを出してみましょう。
  2. 「10天体のサイン」だけをチェックする
    最初はハウスやアスペクト(線)は無視して構いません。「私の太陽は〇〇座、月は△△座、金星は××座…」というように、10個の天体がそれぞれどの星座に入っているかだけを確認します。これだけでも、「私は乙女座だと思っていたけど、金星は獅子座にあるから、恋愛では意外と派手好きなんだな」といった発見があります。
  3. 日常生活と結びつける
    教科書を読むだけでなく、日常の中で星を感じてみてください。例えば、「今日はなんだかイライラするな」と思ったら、空の月が火星とハードな角度を取っているかもしれません。自分の感情の波と星の動きを照らし合わせる日記をつけると、驚くほど理解が早まります。

出生時間はなぜ重要?

ホロスコープを作成する際、可能であれば母子手帳を確認して「正確な出生時間」を入力してください。

出生時間が4分ズレると、ホロスコープ上の度数が約1度ズレます。

特に「月」は動きが速く、数時間の違いで星座が変わってしまうこともあります。

また、個人の運命の現場を表す「ハウス」や「アセンダント」は、出生時間が不明だと正確に出すことができません。

わかる範囲で構いませんが、分単位の時間があると、分析の解像度が劇的に上がります。

性格や才能を分析する基本的な手順

一人の女性の「表向きの顔(太陽)」、「素の顔(月)」、「第一印象(アセンダント)」という3つの異なる側面を表現したイメージ画像。

自分のホロスコープを目の前にしたとき、どこから見ればいいのか迷ってしまいますよね。

プロの占星術師は全体を俯瞰して読みますが、基本となるのは「ビッグ・スリー(The Big Three)」と呼ばれる3つの最重要ポイントです。

これらを押さえるだけで、その人の性格の骨格が7〜8割は見えてくると言われています。

1. 太陽(Sun):人生の目的・表向きの顔

いわゆる「私は〇〇座です」と言うときの星座です。

これは、あなたが人生で「目指すべき方向」「こうありたいと願う理想の姿」を表します。

社会活動や仕事など、公的な場面で発揮される「よそ行きの顔」であり、意識的に努力して輝かせるべきエネルギーです。

太陽のサインが示す生き方を実践しているとき、私たちは充実感を感じます。

2. 月(Moon):無意識・プライベートな顔

家に帰ってメイクを落とし、パジャマに着替えた後の「素の自分」です。

幼少期に形成された感情の癖や、安心感を得るための条件を表します。

無意識の反応パターンなので、自分では気づきにくいこともありますが、親しい家族やパートナーだけに見せる顔です。

心が疲れたときは、この月星座が求めること(例:牡牛座なら美味しいものを食べる、魚座なら一人でボーッとする)をしてあげると、エネルギーがチャージされます。

3. アセンダント(ASC):生まれ持った資質・第一印象

あなたが生まれた瞬間に東の地平線にあったサインです。

これは「他人から見た第一印象」「生まれつきの体質・容姿」を表します。

本人は無自覚でも、周りからは「〇〇座っぽい雰囲気だよね」と言われる部分は、ここに出ていることが多いです。

また、人生を切り開くための「武器」や「行動の第一歩」のスタイルも示します。

例えば、「太陽が獅子座(派手で親分肌)」でも、「月が乙女座(繊細で心配性)」であれば、外では堂々と振る舞っていても、家では細かいことを気にしてクヨクヨしているかもしれません。

この「表の顔」と「裏の顔」のギャップを、「矛盾している」と責めるのではなく、「どちらも私の一部なんだ」と認めてあげることが、自己肯定感を高める第一歩になります。

恋愛や結婚の相性を診断する技術

「気になる彼との相性が知りたい!」というのは、占星術を学ぶきっかけとして最も多い動機の一つです。

西洋占星術では、二人のホロスコープを重ね合わせて化学反応を見る「シナストリー(Synastry)」という技法を使います。

ここで重要なのは、恋愛と結婚では見るべきポイントが違うということです。

恋愛の相性:金星と火星

ときめきや恋愛感情の盛り上がりを見るには、金星(愛と美)火星(情熱と性)の関係を見ます。

男性の火星と女性の金星(あるいはその逆)が良い角度を取っていると、理屈抜きで強く惹かれ合います。

いわゆる「一目惚れ」や「性的魅力」を感じる相性です。

たとえ性格が合わなくても、この二つが絡んでいると磁石のように引き寄せられてしまうことがあります。

結婚の相性:太陽と月

一方で、生活を共にする結婚や長期的なパートナーシップでは、太陽(夫像・人生の方向性)月(妻像・生活のリズム)の相性が決定的に重要になります。

特に、お互いの月同士が同じエレメント(火・地・風・水)だったり、調和する角度だったりすると、食の好みや睡眠のサイクル、「何をしてリラックスするか」という感覚が似ているため、一緒に暮らしていてストレスが溜まりません。

ドキドキは少ないかもしれませんが、空気のように楽な関係が築けます。

「相性が悪い」と言われたら?

もしホロスコープでスクエア(90度)やオポジション(180度)といったハードな角度が多くても、落ち込む必要はありません。

これは「相性が悪い」というよりも、「お互いに持っていない視点を持っている」ということです。

自分と同じ性質の人といるのは楽ですが、成長は少ないかもしれません。

逆に、異なる性質の人との関係は、衝突や摩擦を生みますが、それを乗り越える過程で、自分一人では到達できない広い世界を見せてくれます。

重要なのは「相性の良し悪し」ではなく、「どこでぶつかりやすく、どう補い合えばいいか」という処方箋を知っておくことなのです。

今日の運勢や未来を予測する技法

「いつ運命の人に出会えますか?」「転職するならいつがいい?」といった未来の予測には、主に「トランジット法(経過法)」を用います。

これは、生まれた時のホロスコープ(ネイタル)に対して、現時点(あるいは未来のある時点)で空を運行している天体(トランジット)がどう接触してくるかを見る方法です。

特に影響力が大きいのは、動きの遅い「木星」より外側の天体です。

  • 木星(ジュピター):約1年で一つの星座を移動します。「拡大・発展・幸運」を司り、この星が自分の太陽や金星に重なる時期は、物事がスムーズに進みやすく、何かを始めるのに最適な「耕作期」とされます。いわゆる「12年に一度の幸運期」というのは、木星が自分の太陽星座に戻ってくるタイミングのことです。
  • 土星(サターン):約29年でホロスコープを一周します。「制限・試練・責任」を司り、この星が関わると、物事が停滞したり、重圧を感じたりしやすくなります。しかし、これは単なる不運ではなく、「地固め」や「不要なものを削ぎ落とす」ためのメンテナンス期間です。特に29歳前後に訪れる「サターンリターン(土星回帰)」は、若者気分を卒業し、真の大人としての責任を引き受ける人生の大きな転換期として有名です。

私は占星術による未来予測を、「人生の天気予報」のように捉えています。

天気予報で「明日は雨でしょう」と言われても、外出を諦める必要はありません。

「傘を持っていく」あるいは「室内で楽しめる予定に変える」という対策が取れますよね。

同じように、「来年は土星が来るから厳しくなりそうだ」とわかっていれば、「無謀な拡大は避けて、勉強や貯金に力を入れよう」と戦略を立てることができます。

星は決して強制しません。

あくまで「今はこういう風が吹いていますよ」と教えてくれるだけ。

その風を受けてどう舵を取るかは、船長であるあなた自身の意志に委ねられているのです。

現代社会で役立つ西洋の占星術

情報が溢れ、価値観が多様化する現代社会において、西洋占星術のニーズはむしろ高まっているように感じます。

それは、この体系が単なる「当たる占い」を超えて、「自己受容(Self-Acceptance)」「他者理解(Understanding Others)」のための強力なツールとして機能するからです。

薬局に来られる患者さんの中には、「周りと同じようにできない自分」を責めている方がたくさんいます。

でも、ホロスコープを見れば、その人が「みんなと同じようにやる」ための星を持っていないだけかもしれません。

独創的な天王星が効いているなら、その「変わっている部分」こそが最大の才能なのです。

「私の性格が悪いのではなく、そういう設計図(星の配置)を持って生まれてきたんだ」と知ることは、諦めではなく、深い安堵感をもたらします。

自分の凸凹を愛おしく思えるようになるのです。

また、人間関係においても、「あの人が理解できない!」という怒りが、「あの人は水瓶座が強いから、感情よりも理論を優先する人なんだな。悪気があるわけじゃないんだ」という冷静な理解へと変わります。

自分と他者は、そもそも持っている「星の地図」が違うのだという前提に立つことで、無駄な衝突を避け、お互いの違いを尊重する寛容さが育まれます。

西洋占星術は、夜空の星々が私たちに贈ってくれた、生きるための羅針盤です。

迷ったとき、苦しいとき、ふと空を見上げるようにホロスコープを開いてみてください。

そこには、「あなたはあなたのままで、宇宙にとって必要な存在なんだよ」という、星たちからの優しいエールが記されているはずですから。

ここまで西洋占星術の基本をお話ししてきましたが、どうしても不安が拭えない夜もあるかと思います。

そんなときは、無理に自分で答えを出そうとしなくて大丈夫です。

もし、誰かに背中を押してほしかったり、客観的なアドバイスが欲しくなったりしたときは、ココナラ占いを覗いてみてください。数多くのレビューから、あなたの波長に合いそうな先生を探すことができます。
薬局で薬をもらうように、心のモヤモヤにも「言葉の処方箋」をもらってみる。そんな気軽な気持ちで、星の知恵を頼ってみてくださいね。

現代社会で役立つ西洋の占星術

現代の日本の部屋で、女性がリラックスして自分のホロスコープ図を穏やかに見つめ、自己受容を感じている様子。

情報が溢れ、価値観が目まぐるしく変化する現代社会。

SNSを開けば他人のキラキラした生活が目に飛び込み、「私なんて…」と自信を失ってしまうことも少なくありません。

薬局のカウンターでも、原因のわからない不調や、漠然とした生きづらさを訴える患者さんが増えているように感じます。

そんな現代だからこそ、西洋占星術は単なる未来予知の道具を超えて、私たちの心を整える「メンタルケアの処方箋」として、新たな役割を担い始めています。

現代人が抱える悩みの多くは、「自分は何者なのかわからない」というアイデンティティの揺らぎや、「普通こうあるべき」という社会的なプレッシャーとの葛藤から来ています。

ここで西洋占星術の出番です。

ホロスコープは、あなたが生まれた瞬間に宇宙が与えてくれた「オリジナルの設計図」です。

そこには、あなたの得意なことや苦手なこと、魂が喜ぶポイントが客観的に記されています。

例えば、社会的には「協調性がない」と短所のように言われて悩んでいた方が、ホロスコープを見て「私は天王星が強いから、独自の道を切り開く改革者タイプなんだ」と知った瞬間、憑き物が落ちたように表情が明るくなることがあります。

「私がダメな人間なのではなく、そういう星の質を持って生まれてきたんだ」という気づきは、深い自己受容(Self-Acceptance)をもたらします。

自分を責めるのをやめ、自分の凸凹(でこぼこ)を愛せるようになること。

これこそが、占星術が現代人に与えてくれる最大の癒やしかもしれません。

人間関係の処方箋として

「あの人の考えていることが理解できない!」という対人トラブルのストレスも、占星術の視点を持つことで驚くほど軽減されます。「彼は地のエレメントが強いから、夢物語よりも現実的な数字を求めているんだな」「彼女は水の星座だから、理屈よりも共感を大切にしたいんだな」と、相手の思考回路のクセを理解できるようになるからです。 相手を変えようとするのではなく、「違う星の住人だから、言葉が通じなくて当たり前」という前提に立つこと。それだけで、無駄な衝突を避け、お互いの違いを「個性」として尊重する寛容さが育まれます。これは、多様性を認め合う現代社会において、とても大切なリテラシーだと言えるでしょう。

そして何よりお伝えしたいのは、占星術は「運命を決めつけるもの」ではないということです。

「あなたの星はこうだから、こうなる運命だ」と縛るものではなく、「あなたはこんなに彩り豊かな可能性を秘めているんですよ」と教えてくれる、可能性の地図なのです。

古代の格言に「星は誘うが、強制しない(Astra inclinant, sed non necessitant)」という言葉があります。

星の配置はあくまで傾向や風向きを示すものであり、その風を受けてどの方向に帆を張り、舵を切るかは、船長であるあなた自身の意志に委ねられています。

ハードな星回りだからといって恐れる必要はありません。

それは「今は向かい風だから、足元を固めて実力をつける時期だよ」という宇宙からのアドバイスなのです。

もし、あなたが人生の岐路に立ち、どちらに進めばいいか迷ったときは、夜空を見上げるように、ご自身のホロスコープを眺めてみてください。

そこには、「あなたはあなたのままで、宇宙にとってかけがえのない必要な存在なんだよ」という、星たちからの優しいエールが記されているはずです。

その声に耳を傾け、あなたらしい人生の物語を、自信を持って歩んでいってくださいね。

※本記事で紹介している占星術の知識や占いの結果は、効果や将来を保証するものではありません。
サービスの利用および最終的な判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

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